本助成があったおかげで、コロナ禍でも支援を途切れさせることなく活動が継続できました
私たちの団体は、令和2年春からのコロナ渦により、公共施設での活動が制限された際に、緊急で対策を話し合い、すぐに(令和2年4月)にスタッフ個人の資金で法人の拠点となる事務所 (小さなアパート) を借りました。
それによって今日まで、活動を1日も途切れさせることなく学習支援を継続できたことは、ひとつの成果であったと考えております。
とりわけ、第1回の緊急事態宣言下で、公立学校も休校となった期間は、支援を必要とする子どもたちの学習活動が完全にストップしてしまい、地域からも学校からも孤立してしまう事例もございました。
また、感染拡大に伴い対面での活動に不安を抱くご家庭も多かったことから、無償の学習支援団体としては、いち早くオンライン対応(ZOOMによる授業とGoogleドキュメントを用いた教材共有システム)の導入を開始致しました。
第1回目の緊急事態宣言が明けて以降も、公共機関の利用制限が継続されていた中で、生徒の要望に応じ、オンライン、対面の両方を選択できる形で学習支援活動を継続しております。
その際の事務所の整備投資において、必要な資金の大半は本助成によって賄われたものです。私たちのような小さな団体が事務所を借りて、ゼロから教室運営に必要な物品を準備する際は、金銭的な負担が1番の問題となるのですが、三菱財団様と中央共同募金会様のおかげで、本日まで充実した学習支援が継続できていることに深く感謝申し上げます。(街のひろば理事長・松浦康介)
助成金によって購入させていただいた物品の一例
冷蔵庫
無線LAN対応モノクロ両面プリンター
学習用ローテーブル3組
ホットカーペット
クッション8組
サーキュレーター