新型コロナウイルス感染拡大による、緊急事態宣言及びまん延防止重点措置の発動のため中止とさせていただきます。次回日程につきまして決定し次第、改めて告知させていただきます。
不登校の子ども達への支援に興味があるけど、お金も場所も時間もそんなに無い。そんな私たちが、フリースクールを作れる方法を模索したい。
この企画は、外国人家庭や生活困窮家庭を対象にした無料の学習支援教室「NPO法人 街のひろば」の代表の松浦康介と、のんびり屋さんのための学習塾という、新しいスタイルの学び舎を提唱する「学び舎しつもん塾」代表の土岐幸司が主催する、ゆる〜くマジメなプロジェクトです。
以下に当てはまる方がいらっしゃれば、最後までお読みいただければ幸いです。
- 教育や行政に関わる仕事をしている(これからしたい)方
- 不登校の経験者・またはそのご家族やご友人など
- 地域の大学生や高校生
- オルタナティブ(いわゆるフリースクールなどの)教育に興味がある方
時代と共に子ども達は変化しているのに、学校は同じ制度のままでいいの?という疑問
僕たちは、それぞれ、三芳町とふじみ野市で、学習支援NPOと、学習塾を運営しており、数年前から定期的に勉強会を開いている仲間です。
それぞれが子ども達と出会う中で、学校教育ではフォローしきれない子どもたちが増えている昨今、それに代わる学び舎がない現状から、もう一歩、世の中を前に進めることはできないのか?という疑問を持ってきました。
現在、義務教育期間の子ども達を取り巻く現場として、小中学校に在籍する以外の道がほぼ存在していません。
しかし、小中学校の集団行動などに適応できない子ども達は、時に「発達障害」と認定され、特別支援学級や児童福祉施設などに通うことになり、「障がいを持っている」と認識させられてしまうケースがあります。
Photo by Mwesigwa Joel on Unsplash
そうした情緒面の特性以外の理由で、不登校になった子どもが日中に通える場所といえば、基本的には自治体が設置している「適応指導教室」などしかありません。
しかしこれらの教室は、通学のための条件や、(自宅が遠方の場合)保護者の送迎など、様々な制約が存在します。
もし世の中に、フリースクールのような場所を公的に認める自治体が増え、学習塾と同じように、複数の選択肢が地域にあり、自分に合った学び舎を選択できるのであれば、こうした問題は改善されていくかもしれません。
現行の制度でのフリースクールは、通うのも、始めるのも難しい。
問題は、現状の制度において、なぜか義務教育期間だけが民間委託されないまま、何十年も固定化されている点です。
フリースクールは、公的な資金での運営では無いため、通学には高額な費用が掛かります。
また、学校自体も全国に数えるほどしかないため、地理的条件に恵まれた、経済的に裕福な家庭ではない限り、通学することは困難です。
そのため学校運営者も、経営難に陥りやすいため、成り手が少ないという問題もあります。
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学校や教育に関する知識を、アップデートしていきたい
私たちがこの会を集う目的は、現行の法律や、学校制度を批判するためではありません。
こうした問題を共有しながらも、子ども達の教育について関心を持っていらっしゃる方々と共に学びあい、語り合う中で、「自分たちでも実現可能なフリースクールの在り方」を、アップデートしていきたいと願っています。
そしてあわよくば、いつか自分たちの手で、これからの時代に求められるフリースクールの新しい形を創造することができればと願い、その実現に向けて仲間の輪を広げていくことがこの集いの目的です。
今回は第1回として、世界で最も先進的な学校教育を有している国、オランダの教育システムの根幹となっている、「イエナプラン」についての映像(『明日の学校に向かって』)を観る会としたいと思っています。
主催の土岐は、日本イエナプラン教育協会の会員でもありますので、映像だけでは補足しきれない点を、皆さんからご質問頂いたりする形で共有できればと思います。(松浦は逆に、イエナプラン教育について知るのはこれが初めてになります)
子ども達の教育に興味がある方ならどなたでもご参加可能です。
学生や社会人、職業や年齢問わず、どなたでもお気軽にご参加ください。
基本はすごく、ゆる〜い会を目指しています。
(もちろん怪しい勧誘や、募金なんか行いませんし、意識高い系の集いでもありません。笑 )
参加費は無料です。
詳細及び参加希望者は、下記のお問い合わせフォームか、Facebook・こくちーずにてお願い致します!(先着10名まで)